僕は人の価値観に合わせて生きられない
僕は人の価値観に合わせて生きられない
少年隊 東山紀之のソロ曲「back to back」の一節である。
私も人の価値観に合わせて生きられない。
社会に出るという事は、多かれ少なかれ人と関わるという事である。組織に属しようものならなおさらだ。
人の数だけ価値観、常識がある。それに留まるなら良い。しかし、人々は自身の価値観で私を殴る。
私は寛容な人間でありたいと思っている。故に、出来るだけ否定はしないように心掛けている。
だが、他人の価値観を振りかざされた時、未熟な私の精神は猛烈な嫌悪感に襲われる。
「私はあなた達に干渉しないのに、なぜあなた達は私に干渉するのだ」
こう思う。単なる甘えである事は自覚している。自らが勝手にやっている事に対して見返りを求めても虚しいだけだ。
私は人の価値観に合わせて生きられない。だから、私は人に私の価値観に合わせる事を求めない。そうでなければ筋が通らない。
何かに勝手に期待をしても、勝手に裏切られ、勝手に傷つくだけである。ならば最初から諦めてしまえば良い。人も、自分も。